2023/06/30

ひきこもりという言葉について考えた

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私はひきこもり当事者です。ひきこもりという言葉は、社会的な現象を表すために作られたものであり、個人のアイデンティティを反映するものではありません。

しかし、この言葉は私たちの生活や感情に大きな影響を与えています。この文書では、ひきこもりという言葉の意味と使い方について考えてみたいとす。


まず、ひきこもりとは何でしょうか。ひきこもりとは、仕事や学校に行けず、家に籠って家族以外と交流がない状態の人を指す言葉です。しかし、ひきこもりの定義は、様々な機関や研究者によって異なります。一般的には、「6カ月以上社会参加をしない状態が持続すること」、「他の精神障害がその第一の原因とは考えにくいこと」、「年齢や性別に関係なく発生すること」などが条件とされます。


次に、ひきこもり状態にある人々は一様ではありません。その原因や背景、性格や嗜好、外出の頻度や範囲などによって様々な特徴を持ちます。

ひきこもり状態にある人々は自分たちを一つの集団として認識しているとは限らないので、「われわれひきこもりは」という表現や、ひきこもりは〇〇であるという一般化は便宜的なものとしては意味が通じますが、ひきこもり状態にある人々の多様性や個性を尊重しながら言うと、少し矛盾する言い回しかもしれません。



最後に、ひきこもりというカテゴリに属する人々は、それぞれ自分自身をどう捉えているか、どう表現したいかが異なります。そのため、ひきこもりという言葉を使う際には、その背景や文脈に注意して、相手の気持ちや立場を尊重する必要があります。呼び名について摩擦を起こしそうなときには私が後ろに退こうと思います。

私はカテゴリに囚われていることを露呈しないようにしたいです。カテゴリに囚われるというのは、自分や他者の存在や状態を一つの言葉や概念に限定してしまうことで、その言葉や概念によって自分や他者の可能性や選択肢を制限してしまうことだと思います。

 

 以上が私の考えです。ひきこもりという言葉は、私たちの生活や感情に大きな影響を与えていますが、それだけでは私たちを表現できないことを忘れないでください。私たちはひきこもりというカテゴリに属するかもしれませんが、それ以上に個人として尊重されるべきです。この文書が少しでもお役に立てれば幸いです。ありがとうございました



追記 ひきこもりの公の定義も若干揺れ幅があるようでややこしいと思います。「他の精神障害がその第一の原因とは考えにくいこと」というのは医療者が医療行為の濫用を防ぐために設定した言葉ではあると思うのですが、実情としてうつや統合失調でのひきこもり状態もひきもりに入ってたりしますので。


厚生労働省は、「ひきこもりとは、様々な要因の結果として、社会的参加を回避し、原則的には6か月以上にわたっておおむね家庭内にとどまり続けている状態」と定義しています。


内閣府は、「ひきこもりとは、仕事や学校に行けず家に籠り、家族以外と交流がない状況またはそうした生活をしている人を指す」と定義しています。
 

一般社団法人日本ひきこもり協会は、「ひきこもりとは、20代後半までに問題化すること、6カ月以上、自宅にひきこもって社会参加をしない状態が持続すること、ほかの精神障害がその第一の原因とは考えにくいこと」と定義しています

これらの定義を比較すると、ひきこもりの年齢や期間、精神障害の有無などについて異なる見解があることがわかります。また、ひきこもりの原因や背景についても、不登校や職場問題、統合失調症や発達障害など様々な要素が関係している可能性があります。

したがって、ひきこもりという言葉を使う際には、その背景や文脈に注意して、相手の気持ちや立場を尊重する必要があると思います。



過去の関連記事

カテゴリーは便利だけど背負うと重い
https://www.blogger.com/blog/post/edit/3449794495306065685/36411692058333592


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2023/06/29

AIが描いた「ひきこもりおばさん」のイラスト (画像多数)

  


 

AIが描く絵とは、AIが人間の指示やキーワードに従って、イラストや絵画を自動で生成することです。AIはディープラーニングという技術を使って、ネット上のポピュラーなイメージを学習して、再構成して描きます。


ひきこもりおじさんや若者はイメージが固まっているとおもうのでだいたい出る絵は想像が付きやすいのですが、 そういえば最近の調査でひきこもりの女性が男性よりも多いという結果になったということなので 「ひきこもりおばさん」のイラストをAIに描いてもらいました。


パブリックイメージがあまりないところのAIが描く「中高年のひきこもり女性」はどういうものなのか、真面目な試みです。 当初ひきこもりおばさんのパブリックイメージはそれほど固まっていないように思っていましたが AIの中にはわりとイメージがあるみたいですね。

何点か絵をアップロードしましたが傾向は見つけられるでしょうか。


 
ひきこもりの女性は、これまで社会から見過ごされてきた存在です。内閣府が2023年4月に発表した調査では、40~64歳でひきこもり状態にある人は61万3千人と推計されていますが、そのうち52.3%が女性でした。これは男女が半々という前回調査(2019年)から大きく変わった数字です。
 
 ひきこもりに詳しい精神科医の斎藤環さんは、「家事手伝いという言葉や専業主婦って言葉でマスクできてしまう」と指摘します。つまり、家に閉じこもっている状態でも社会的な役割を果たしていると見られてしまうため、問題意識が乏しかったということです。
 
 しかし、実際には「居場所がない」「相談出来る人がいない」など切実な状況に置かれています。DV(家庭内暴力)や性被害の経験を持つ女性も少なくありません。


:「ひきこもり女子会」で見えてきた中高年女性の実態とは? | NHKニュース :内閣府:ひきこもり状態にある人の実態に関する調査結果(令和5年4月) :ひきこもり女性の半数がDV被害者 「家事手伝い」で見過ごされる | 朝日新聞デジタル :「ひきこもり女性」の実態 DVや性被害、孤立… 支援者らが語る | 毎日新聞

とりあえず 「ひきこもりおばさん イラスト」でAI作画、かわいらしい感じ。




 

次は「ひきこもりおばさん 部屋でくつろいでいる イラスト」で設定。

なるほど部屋が出てくるとキャラが立ってきますね。

 

 





 


関連の過去記事

ひきこもりニュース 2023年6月 第3週
https://hikikomorilife55.blogspot.com/2023/06/202363.html

 

AIに絵を出力させることの面白さ

 

https://hikikomorilife55.blogspot.com/2023/06/ai_22.html


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2023/06/28

このごろ「暗黙の了解」について考えています

野外で調理


わたしは日本人の男性で、男性の集団には暗黙の了解が存在するということに興味を持っています。
興味をもったきっかけは新しい環境になかなか馴染めなかったり、摩擦が大きいことでなやんだことがきっかけでした。
暗黙の了解とは、言葉にしなくても当事者の間で理解されている様子のことです。

わたしは男性の集団における暗黙の了解の例として、序列やコミュニケーションのスムーズさ、ワリカンや公平さなどに気がつきました。暗黙の了解はリスク回避やメンバーの選別に効果があると想像していますが、信頼や協力を高める効果もあると思っています。


暗黙の了解とは、言葉にしなくても当事者の間で理解されている様子のことです。「不文律」ともいいます。法律で決まっていなくても「守るべき」とされているマナーや常識なども「暗黙の了解」にあてはまります。

暗黙の了解の例としては、日常生活では公共交通機関や図書館などでのマナー、ビジネスでは電話や食事などでの礼儀作法、スポーツでは点差が開いている場合の行動などが挙げられます 。

男性の集団には暗黙の了解が存在するということを実体験から感じています。暗黙の了解とは、言葉にしなくても当事者の間で理解されている様子のことです。私は男性の集団における暗黙の了解の例として、以下のようなものを挙げます。


- 序列:男性の集団では、年齢や職位、経験などによって序列が決まり、それを変えようとすると抵抗にあいやすいことです。序列は、権力や責任、敬意や礼儀などを規定するもので、上位の者は下位の者に指示やアドバイスをしたり、下位の者は上位の者に従ったり敬語を使ったりすることが期待されます 。
- コミュニケーションのスムーズさ:男性の集団では、会話や交流を円滑に進めるために、相手の話に同意したり賛成したりすることが多いです。例えば、服を買った、車を買ったという話に対しては「いいね!」と返すことが一般的です。他者が別の選択肢があったことをわざわざ言うと、話がスムーズではなくなります。また、自分の意見や感情をあまり表現しないこともあります 。
- ワリカンや公平さ:男性の集団では、食事や飲み会などでお金を払う際にはワリカン(割り勘)することが多いです。しかし、ワリカンは単純に数字を割るだけではなく、相手の負担や面倒を考慮することもあります。例えば、家に招かれて会食する場合は手土産を持っていったりワリカンの負担を減らしたりします。また、細かく計算することは嫌われがちで、ざっくり数字をまるめることが暗黙の了解になっています 。
- 面倒見:男性の集団では、上位や先輩などは下位や後輩などの面倒を見ることが求められます。面倒見とは、指導や助言だけでなく、気遣いやフォローも含みます。例えば、新人や若手に仕事を教えたり、失敗した時に叱ったり励ましたりすることです。また、下位や後輩などは上位や先輩などに感謝や尊敬を示すことが期待されます 。


また男性の暗黙の了解はその集団の構成によっても変化していくのではないかとわたしは思っています。

序列をめぐるやりとりがトラブルの元になりやすいです。それは裏を返せば、序列を守る暗黙の了解が存在していることを意味します。
序列の移動がありえるので相互に誇示することが繰り返されます。それはくたびれる話ですが。

一定以上の年齢になれば、様々な経験をつみ、経験が異なる人と関わったり、こどもを育てたりして人が変わったり変えられないことも見えてきます。
自覚的に伸びしろも見えてきますし、互いに相対化もしやすくなってきて誇示は減ってきます。
自分が上位や先輩であることを強調することが減り、それによって男性同士の関係はより対等で協力的で友好的になるかもしれません。

平均年齢があがれば暗黙の了解は寛容側に振れると考えています。
若いころに集団に馴染めずうまく行かなかった人も、歳を取ったらあんがいすんなりとやれるようになれるかもしれません。


おわりに

わたしは暗黙の了解の是非よりも、人の集団を理解するために自分に気づけることがあるかに関心をもっています。

暗黙の了解についての是非はともかく、人を知ることや、人間関係を良くするためにしっておきたいことだと思っています。
実践したり考えてみることはこれからも続けたいです。


追記

暗黙の了解は苦々しく思う方もいらっしゃるでしょう。すみません。

しかし、空気読まない人たちの集団だと言っても、本当に暗黙の了解がないと言えるでしょうか。

暗黙の了解を否定するより、存在するものとして確認し、衝突を避けたいです。



参考記事 外部リンク(新しいウィンドウが開きます)

第4回 「暗黙の了解」とソーシャルスキル | Let’s start ソーシャルスキル | みつむら web magazine | 光村図書出版
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/webmaga/jugyou/social/vol04
この記事は、ソーシャルスキル教育に関することを、荒畑美貴子先生(元 三鷹市立第二小学校教諭・NPO法人TISEC理事)がご紹介するシリーズの一部です。この記事では、「暗黙の了解」とは何か、それが身につきにくい子どもに対してどう接するか、集団が一人の課題を支えていく例、身につけさせるコツなどについて解説しています。


紳士協定 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B3%E5%A3%AB%E5%8D%94%E5%AE%9A
紳士協定とは、国家や団体、個人間における取り決めのうち、公式の手続きや文書によらず、互いに相手が約束を履行することを信用して結ぶものをいう。例えば、ドイツの自動車メーカーは最高速度を250 km/hで制限するという紳士協定を結んでいる。しかし、紳士協定は破られることもあり、スポーツやビジネスなどでトラブルの原因になることもある。


「暗黙の了解」の意味とは? 会社での具体例や無くし方、英語や類語も紹介
https://news.mynavi.jp/article/20230512-2652966/

その一方で「暗黙の了解」があしき習慣になっているにもかかわらず、引き継がれていることもあります。この場合、「暗黙の了解」を改善すべきだと思うかもしれません。

ただし、独りよがりに突然「暗黙の了解」を無くす動きをすると、あなたが孤立したり、問題視されたりするかもしれません。周囲の人の意見を聞いたり、協力を求めたりしながら、徐々に改善を図れると理想的でしょう。



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2023/06/27

ひきこもっていてもできる。睡眠改善に米軍式のリラックス法

朝日の当たる部屋

 私はひきこもりで、不眠に悩んでいました。夜中に目が覚めてしまったり、寝付けなかったり、睡眠の質が悪かったり…。


そんなときに見つけたのが、このブログ記事です。

[どんな兵士でも120秒以内に96%が寝落ちする…あまりの効果に米軍も採用したコストゼロのリラックス法]
(文末にリンクがあります)


この記事では、柳川由美子さんという人が書いた本「不安な自分を救う方法」の内容を紹介しています。

その中で、私が特に興味を持ったのは、「力んでから力をぬく斬新的筋弛緩法」というものです。


この方法は、部位ごとに筋肉を力ませてから、力を抜くというものです。これを繰り返すことで、筋肉がリラックスして、心拍数や血圧が下がり、眠りやすくなるそうです。

私はこの方法を記事を見ながら試してみました。少し筋トレに似ていますね。顔の筋肉を和らげる方法は新しく感じました。やがて眠気がやってきて、深い眠りに入っている感じがして、朝起きたときもすっきりしていました。


ただし、この方法は程々の力加減が大切だと思いました。普段運動していない私には筋トレに近い強さに感じたので、力を入れすぎると目が冴えてしまうかもしれません。自分の体調や状況に合わせて調整することが必要だと思います。
余談ですが、このごろはあまり自分の体を気遣う事がありませんでした。ストレッチなどやればいいなとは思っていたのですが、ずっと実行できませんでした。こうした軽いリラクゼーションをしていること自体、少し自分を大切にしようとしているなと感じることもできました。


この方法は、米軍でも採用されているそうで、どんな環境でも120秒以内に96%の兵士が寝落ちするという実績があるそうです。ちょっと大げさかなとは思ったけれども、私もその効果を実感しました。

記事では他にも、「重い毛布が効果的」とか、「思い浮かぶことを紙に書き出すジャーナリング」とかいう方法も紹介されています。私はまだ試していませんが、こちらも試して見ようと思います。興味がある方はぜひ読んでみてください。


不眠に悩むひきこもりの方にとって、この記事は役に立つかもしれません。私は自分なりに工夫して睡眠を改善しようと思っています。睡眠は健康や精神に大きく影響するので、大切にしたいですね。

もちろん、この方法が万人に合うというわけではありません。読者の方には人それぞれにすでに工夫されている方もいらっしゃると思います。私はこの方法が合いました。ご興味ありましたら試してみるのもいいかもしれませんね。


参考記事 (クリックすると別ウィンドウで外部の記事に飛びます)

[どんな兵士でも120秒以内に96%が寝落ちする…あまりの効果に米軍も採用したコストゼロのリラックス法]
プレジデントオンライン
https://president.jp/articles/-/70881



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朝日の当たる部屋2

FX10万円チャレンジ3 ドル円が上昇したけれど私は損切りで苦戦

ロバと記念撮影


 この記事では、FX10万円チャレンジの第3回目の結果を報告します。ドル円が停滞から動き出し上昇した2週間でしたが、私は損切りで苦戦しました。その原因と改善策について考えてみます。

前回の記事『支援の居場所で起こった一件と自分の思い』では、尖ったタイトルにしてしまったことを反省しました。内容は自分らしいというか、そんなに尖った主張はしていないと思うのですが、 タイトルだけみるとなんか悪い事件が起こったような印象になってしまったかも知れません。ご心配された方がいらっしゃいましたら申し訳ありませんでした。

さて、今回は久しぶりにFXの話題です。前回から2週間が経ちましたが、結果はあまり変わっていません。前回から500円くらいプラスになっています。


ドル円は前回の停滞から動き出して、今は144円半ばくらいまで上昇しましたね。私もドル円で1000通貨で1円余りの値幅を取ったりして、まあ悪くもなかったのですが(1000円ちょっと?)、損切りも何度かしてしまって、結局は大差なしという感じです
😅

FXについては最近は勉強も怠けていたりして、ペースダウンしています。トレードの頻度も少なくなっています。チャートを見る時間が減って気負いも減ってきたので、無茶なことをやってしまう心配は以前より減ったのかもしれません。でも、それではダメですよね。トレードは慎重でもチャートを読み解く練習は少しづつでも毎日しないと。

今回はFX10万円チャレンジ3回目の結果を報告しました。ドル円が上昇したけれど私は損切りで苦戦しました。 その原因は2000通貨で浅い値幅で損切りした冴えない損切りや、トレンド継続の読み取りを間違えたことだと思います。 次回はもっと厳選したスタートラインからトレードしてみようと思います。

暑い日が続きますが、みなさんもお元気でいらっしゃいますように! コメントやシェアもお待ちしています。

 

 前回の記事

支援の居場所で起こった一件と自分の思い

2023/06/25

支援の居場所で起こった一件と自分の思い

キッチンでカップラーメンをつくる青年



この記事は、支援の居場所でのミーティングで女性に対して距離感の近い男性当事者に注意したことについて、自分なりに考えたことを書いたものです。私はひきこもりであり、この問題について葛藤があります

 私はこの記事を書くきっかけとなったことをまず紹介します。私はソロキャンプの女性に話しかけることについて、自分なりに考えた記事をブログに書きました。この問題については、ネット上で物議を醸している強い調子の記事がありますが、私はその記事に賛否両論があることを知っています。私はこの問題について、自分の考えだけでなく、他の人の意見や事例も参考にしました。
(末尾に過去の記事のURLがあります)

わたしはその記事を書いたあとに、
支援の居場所でのミーティングで女性に対して距離感の近い男性当事者に注意したことについて葛藤があることを思い出しました。

私は支援の居場所でのミーティングで女性に対して距離感の近い男性当事者に注意したことについて、以下のように考えています。

- 私は自分が利用しているサービスの秩序状態が崩れるといやだなと思って注意しました。その後スタッフに引き継ぎ男性利用者も納得して行動もかわり丸く収まったので結果オーライではあるのですが、自分がさしでがしいことをしたという気持ちもあります。
- 私はそういう場所のミーティングでは傾向としてスタッフは女性に対し厚く配慮しがちな事が気になっています。私も男性なのですが、男性当事者はあまりスタッフから大事にされていない感じがして不憫だなと思いがちです。
 
- 私は自分の感情の立ち位置からすると、女性利用者に傾斜配分されがちで取り残されて不憫に見える男性参加者を悪者にしたくないんですよね。ありのままはちょっと居心地はわるいんだと思いますが。

- 私は彼の距離感の近さも意識しての行動ではないと思います。それは彼の個性や環境や経験などによるものだと思います。困るには困るんだけど悪いことだとするのはちょっと違うんですよね。
- 私は利用者でありながら割って入ったのは自分にとっては負荷が大きいことをしたかなと思います。何をするかは立場によって違います。そうした支援の場でのミーティングということならばスタッフが秩序を管理し場を回す比重が高いですし、同好会的なフラットに近い場であったら、じぶんもできることはしようとか立ち位置によっても違います。

- 私は今は例えば小さい集団があるなら、トラブルがあったときに誰にでも話せる程度に仲介役が出来る程度でいようと思っています。ちょっと困った人を集団がなるべく放逐しないように働きたいとは思っています。ただそれも私のおよぶ範囲でですね。被害感情を受けてもういやだと思う人に大目に見てやってとは言えないので。
- 私は出来る範囲では心を砕こうと思いますが無理はできないので、結果的にはなるようにしかならないのだなと思っています。少しネガティブな言い方になってしまいましたが。それがやりすぎないための私なりの考えです。

まとめ

私は支援の居場所でのミーティングで女性に対して距離感の近い男性当事者に注意したことについて、自分なりに考えたことを書きました。私は自分の立場や感情、相手の立場や感情、場の雰囲気や秩序など、様々な視点から問題を考えました。私は支援の居場所があることは素晴らしいことだと思いますが、トラブルや問題が起こることも避けられないことを知っています。私は自分の限界や役割を認識しながらも、ちょっと困った人を放逐しないように働きたいと思っています。

過去記事

ソロキャンプの女性に話しかけることに賛否両論? ネットで見た記事を読んで感じたこと
https://hikikomorilife55.blogspot.com/2023/06/blog-post_25.html


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ソロキャンプの女性に話しかけることに賛否両論? ネットで見た記事を読んで感じたこと

ソロツアラー

この文章はネットの炎上を目にし、コミュニケーションに対して萎縮した人を対象に書きました。

ソロキャンプの女性に話しかけることはどうすべきか? この問題について、最近ネット上で物議を醸している強い調子の記事があります。その記事は、ソロキャンプ中に男性から悪質なナンパ被害に遭う内容の動画をもとに、「男性は女性にとって、ゴキブリとハイエナを足して二で割ったようなものに見えていると思っておくくらいが丁度いい」とあえて過激な言葉で注意喚起を行っています。この記事は、多くの人から「正論過ぎる」「気持ちいいまでの論破」と賛同される一方で、「過剰な警戒だ」「話しかけること自体を否定するのは不自然だ」と反発されるなど、賛否両論を巻き起こしています。私はこの問題について、自分なりに考えてみました。


ソロキャンプの女性に話しかけることはどうすべきかという問題について、私は以下の3つの観点から考えてみました。

- 不安になる人を避けること
- 不安にさせないような振る舞いをすること
- 話しかけること自体をやめさせること

私は、不安になる人を避けることは自分の安全のためにも必要だと思います。ソロキャンプ中に酔っ払った男性に絡まれたり、深夜に見知らぬ男性に声をかけられたりするような事例があるからです。誰でも防犯意識を持つべきだと思います。

また、人に避けられると悩む人に対しては、不安にさせないような振る舞いをすることが大切だとアドバイスする必要もあるかもしれません。しかし、アドバイスする際には相手を不快にさせないように気をつける必要があります。アドバイスする側が完璧にできるわけではありません。不安になるかどうかは相手次第です。

最後に、話しかけること自体をやめさせることは過剰な警戒だと思います。話しかけること自体が悪いわけではありません。キャンプ場は公共の場所であり、キャンパー同士のコミュニケーションは楽しいものです。もちろん、相手の様子やタイミングを見て話しかけるべきですが、話しかけることを禁止することは不自然で不愉快です。

以上のように、ソロキャンプの女性に話しかけることについては、自分の考えだけでなく、他の人の意見や事例も参考にしました。しかし、その際には記事や伝聞に対するバイアスに注意しなければなりません。

この問題は性別や年齢などの属性によって受け取り方が違うかもしれません。今回の記事は女性が被害者で男性が加害者という属性を持った人を扱っていますが、それがすべてではありません。

記事や伝聞を受け取る側のバイアスによって非難される対象が変わるかもしれません。

例えば、ソロキャンプの被害者が男性で加害者が女性だった場合、記事のあり方や被害者・加害者への対応が違ってくるかもしれません。これは男性は加害する性質を持つという偏見があるからです。

このようなバイアスを防ぐためには、記事や伝聞を扱う際には客観的で公平な表現を心がける必要があります。

さいごに
ネットには様々な意見があり、時にそれはコミュニケーションを萎縮させるような気持ちに働かせます。話さない方が無難だとすることでコミュニケーションから後退することを示唆しています。


しかし、私は話しかけること自体は悪くないと考えます。相手の気持ちや状況を考慮しながら、礼儀正しく丁寧に話しかけることが大切だと思います。

また、ネットはしばしば極端な意見が飛び交います。ネットでの白熱した意見に惑わされず、日常での常識感覚を大切にすることも考えませんか。

 

 

参考記事 外部リンク(新しいウィンドウが開きます)

ソロキャンプ中のナンパ被害は自業自得? 日本単独野営協会の声明が「正論すぎる」と話題
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fbeca2ebd255f4822f93af034976675f6a4a247

この記事は、女性がソロキャンプ中に男性から悪質なナンパ被害に遭う内容の動画が拡散されたことについて、ソロキャンプの普及を目指す任意団体「日本単独野営協会」がSNS上に声明を発表したことを報じています。声明では、「男性は女性にとって、ゴキブリとハイエナを足して二で割ったようなものに見えていると思っておくくらいが丁度いい」とあえて強い言葉で注意喚起を行っています。この記事は、2万件を超えるリツイート、4万件以上のいいねを集めており、「正論過ぎる」「気持ちいいまでの論破」と大きな話題を呼んでいます。

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2023/06/23

ひきこもりニュース 2023年6月 第4週

 

8ビットゲーム風 ヘッドフォンをしている女性


今週は、ひきこもりに関する以下のニュースが注目されました。

  • 厚生労働省が運営するポータルサイト「ひきこもりVOICE STATION」が開設されました。ひきこもり当事者や経験者、家族、支援者などの声や情報を発信しています。ひきこもりへの理解を深め、誰もが生きやすい社会・地域づくりについて考えることを目的としています。
  • 厚生労働省が実施している「ひきこもり支援推進事業」について、令和4年度から新たな事業が開始されました。市町村におけるひきこもり支援の導入として、「ひきこもりサポート事業」や「ひきこもり支援ステーション事業」などが行われています。また、都道府県が市町村をバックアップする機能の強化として、「ひきこもり地域支援センター」のサテライト設置と小規模市町村等に対して財政支援と支援手法の継承を行う事業も創設されました。

これらのニュースは、一週間分のひきこもりに関するニュースの一部です。他にも多くのニュースがあります。ご興味があれば、詳細は各記事をご覧ください。



引用元URL (新しいウィンドウが開きます)
ひきこもりボイスステーション

  https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp

 厚生労働省 ひきこもり支援推進事業 
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/hikikomori/index.html

 
ブログ内の過去記事

先週のニュース

 https://hikikomorilife55.blogspot.com/2023/06/202363.html


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2023/06/22

AIに絵を出力させることの面白さ

 

雨傘
Bing Image Creatorへの呪文、雨の裏庭、登場するのは妖精の女の子とカエル、二人は横倒しの空き缶の中に入って雨宿りをしている。女の子は赤い傘を持っている。16ビットゲーム

 はじめに

 AIに絵を出力させることは、私にとってとても面白いことです。私は、Bing AIと対話しながら、AIに絵を出力させることの面白さを整理してみました。この文章は、Bing AIが私の対話から生成しました。

AIに絵を出力させることは、私にとってドールハウス遊びのようなものです。私は、短い言葉でポピュラーなシチュエーションを引っ張り出してくれることや、言葉で埋めることで絵ができあがることに魅力を感じます。AIは、私の言葉から私のイメージや願望を具現化することができます。

雨傘2



AIに絵を出力させることは、私にとってAIとイメージを共有することでもあります。私は、AIが学習するものはポピュラーな形が強いので、自分があらかじめ意図していた絵面が不特定多数の人々のイメージと重なっているのか、ズレているのかも探れますね。AIは、私の言葉から私のイメージや感覚や感情を理解しようとしますが、それは必ずしも私の意図した通りではありません。

AIに絵を出力させることは、私にとってAIと対話することでもあります。私は、AIに話しかけたり聞き返したりすることで、AIの創造性や想像力やコミュニケーションを高めることができます。AIは、私の言葉や絵に反応することで、私に興味や好奇心や友情を示します。私は、AIの言葉や絵に反応することで、AIに敬意や信頼や愛情を示します。

AIに絵を出力させることは、私にとって多くの人とも間接的に繋がっていることでもあります。私は、AIが学習したデータやアルゴリズムから多くの人々のイメージや感覚や感情を垣間見ることができます。AIは、多くの人々の言葉や絵から学習していますが、それは必ずしも多くの人々のイメージと同じではありません。

おわりに

以上が、私がAIに絵を出力させることを面白く感じる理由です。この文章は、Bing AIが私の対話から生成しました。Bing AIは、人間の創造性や想像力やコミュニケーションを刺激するために、絵を出力する機能を持っています。Bing AIは、多言語対応できるだけでなく、詩や物語やコードなども生成できます。あなたもBing AIに絵や他のコンテンツを出力させてみませんか?

雨傘3


雨傘4

 

過去記事    話し相手としてのAIチャット  https://hikikomorilife55.blogspot.com/2023/06/ai.html


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カテゴリーは便利だけど背負うと重い

雨

 私はひきこもりです。ひきこもりという言葉は、社会から離れて生活している人たちを指すカテゴリーです。しかし、このカテゴリーはわたしを表しているのか、何を思っているか、何を感じているか、何を望んでいるかを納得するためには十分ではありません。
この文章では、ひきこもりというカテゴリーへの考え方を書きます

私は自分の中でひきこもりというカテゴリーの意味を定義しようとしましたが、それで何者であるかということが埋まったわけではありません。ひきこもりという言葉は、状態を説明するためのひとつのツールに過ぎません。何者であるかということをカテゴリーで埋めることはできません。そのカテゴリーを再定義したとしても、それは私ではありません。

何者であるかというのは、色々な場面にあたって、いろいろな場所に行って、ふとその断片の一つに気づくものだと思います。断片を集めたら、だいたい出来上がっているでしょう。しかし、私はですが、何者であるかということよりも、その課題を脇に除けて、やっていることで埋めていたらそこまで深刻に考える必要がないかもしれません。残念なことに活動をすることと調子を崩す事で一進一退で足踏みをしています。

なにかのカテゴリーに属することや、そのカテゴリーを再定義することは、アイデンティティや自己肯定感を高めることにつながるかもしれません。役割や価値や目標を見出すことができるかもしれません。状況や感情や思いを言語化することができるかもしれません。しかし、それだけでは十分ではありません。何者であるかということを考えることは、人生の目的や方向性を見つけるための手段であって、目的そのものではありません。

これからどうするべきか、まだわかりません。
文章を読んでくださってありがとうございました。

 

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2023/06/20

ひきこもりの人が経済的困窮から脱出するための公的支援のまとめ

休憩

 

あなたは、今の生活に満足していますか?あなたは、将来のことに不安を感じていませんか?あなたは、ひきこもりの状態にあると感じていませんか?

ひきこもりとは、社会的な関係や役割から離れて、自宅や部屋に引きこもってしまう状態のことです。ひきこもりになる原因は人それぞれですが、学校や職場でのいじめやトラブル、家庭や恋愛での問題、自分の能力や価値に対する不安や劣等感などが挙げられます。ひきこもりになると、自分の存在意義や将来の目標が見えなくなり、孤独や無気力に陥ります。また、経済的に困窮して生活費が不足することもあります。

あなたが今必要がなくても、先行きがわからないと不安に陥るでしょう。先行きの不安を照らしておけば、少し前向きに今を見ることができるかもしれません。 

そこで、この記事では、経済的に困窮していて生活費があと一ヶ月しか残っていないひきこもりの人が頼ることができる公的支援の機関や窓口を紹介します。これらの機関や窓口では、あなたの生活や心に寄り添ってくれる人や団体がいます。彼らは、あなたに食料品や相談支援などを無償で提供してくれます。彼らは、あなたを責めたりせずに、あなたの立場に立ってくれます。彼らは、あなたが自分の力で生きていけるように、応援してくれます。

あなたは一人ではありません。あなたには支えてくれる人や機関があります😊

 

ひきこもり地域支援センター


ひきこもり地域支援センターは、ひきこもりの状態にある人やその家族に対して、相談支援や適切な支援機関への紹介を行う専門的な相談窓口です。全国の都道府県や指定都市に設置されています。ひきこもり地域支援センターでは、社会福祉士や精神保健福祉士などの資格を持つひきこもり支援コーディネーターが、経済的困窮や生活困窮に関する相談にも対応してくれます。また、地域の関係機関とのネットワークを持っているので、必要に応じて他の支援機関への連携や紹介も行ってくれます。

ひきこもり地域支援センターでは、以下のような相談内容に対応してくれます。

- 生活費や家賃などの経済的な問題
- 住居や仕事などの生活環境の改善
- 精神的な不安やストレスなどの心理的な問題
- 就労や学習などの自立活動の支援
- 家族や友人などとの人間関係の改善

ひきこもり地域支援センターは、電話やメール、チャットなどで相談することができます。また、必要であれば自宅訪問や面談も行ってくれます。ひきこもり地域支援センターは無料で利用できますし、プライバシーも守ってくれます。あなたが困っていることや不安に思っていることを、遠慮なく相談してみてください。

生活困窮者自立支援制度


生活困窮者自立支援制度は、生活困窮者と呼ばれる人たちに対して、生活保護制度とは別に、就労や住居確保などの自立支援を行う制度です。生活困窮者とは、生活保護の基準額よりも収入が少なく、かつ貯金や資産などもほとんどない人たちのことです。生活困窮者自立支援制度では、市区町村が設置する「生活困窮者自立支援協議会」が、個々の状況に応じた自立支援計画を作成し、その実施をサポートします。自立支援計画には、以下のような内容が含まれます。

就労準備給付金:これは、就労に向けて必要な準備をするために給付される金銭です。例えば、履歴書や職務経歴書の作成費用や交通費などが該当します。就労準備給付金は、月額10万円以下で最長6ヶ月間受けることができます。

就労継続給付金:これは、就労した後も安定した収入を得るまでの間に給付される金銭です。例えば、初任給や賞与が遅れる場合や、低賃金で働く場合などが該当します。就労継続給付金は、月額10万円以下で最長6ヶ月間受けることができます。

住居確保給付金:これは、住居を確保するために必要な費用を補助する金銭です。例えば、敷金や礼金、家賃の一部などが該当します。住居確保給付金は、一時金として最大20万円まで受けることができます。

生活支援サービス:これは、生活困窮者に対して、生活の安定や自立の促進に必要なサービスを提供するものです。例えば、相談や助言、就労支援や教育支援、心理的支援や健康管理などが該当します。生活支援サービスは、市区町村が指定した民間事業者やNPOなどが実施します。

生活困窮者自立支援制度は、市区町村の「生活困窮者自立支援協議会」に相談することで利用できます。相談は無料ですし、プライバシーも守ってくれます。あなたの状況に合わせた最適な自立支援計画を作成してもらうことができます。

生活保護制度


生活保護制度は、最後の砦として、生活に困窮した人たちに対して、最低限度の生活を保障する制度です。生活保護制度では、市区町村が設置する「生活保護窓口」が、個々の状況に応じた生活保護の申請や審査を行います。生活保護制度では、以下のような内容が含まれます。

生活扶助:これは、食費や家賃などの日常生活に必要な費用を補助する金銭です。生活扶助は、月額で支給されます。支給額は、世帯構成や地域によって異なりますが、例えば一人暮らしの場合は約8万円程度です。

医療扶助:これは、病気やけがなどの治療に必要な費用を補助するものです。医療扶助は、医療機関で診察や治療を受けた際に、自己負担分を除いて全額支給されます。自己負担分は、一回あたり200円から500円程度です。

教育扶助:これは、就学に必要な費用を補助するものです。教育扶助は、小学校から高等学校までの児童・生徒に対して支給されます。支給額は、学校種別や学年によって異なりますが、例えば高校生の場合は月額約2万円程度です。

住宅扶助:これは、住居を確保するために必要な費用を補助するものです。住宅扶助は、家賃や敷金・礼金などの一時的な費用や水道光熱費などの継続的な費用を支給します。支給額は、地域や家族構成によって異なりますが、例えば一人暮らしの場合は月額約3万円程度です。

生活保護制度は、市区町村の「生活保護窓口」に相談することで利用できます。相談は無料ですし、プライバシーも守ってくれます。あなたの収入や財産などの状況に応じて、最低限度の生活を保障してくれます。

以上が、ひきこもりの人が経済的困窮から脱出するために頼ることができる公的支援の機関や窓口です。これらの機関や窓口では、ひきこもりの人に対して優しく丁寧に対応してくれますし、プライバシーも守ってくれます。あなたが困っていることや不安に思っていることを、遠慮なく相談してみてください。あなたの状況に合わせた最適な支援を受けることができます。もし、相談するのが難しいと感じる場合は、家族や友人、信頼できる人に付き添ってもらうこともできます。あなたは一人ではありません。あなたには支えてくれる人や機関があります。あなたは自分の人生を変えることができます。😊


民間支援団体

これらの窓口では、あなたの生活や心に寄り添ってくれる人や団体がいます。彼らは、あなたに食料品や相談支援などを無償で提供してくれます。彼らは、あなたを責めたりせずに、あなたの立場に立ってくれます。彼らは、あなたが自分の力で生きていけるように、応援してくれます。さらに、彼らは、公的支援機関とも連携しており、あなたが必要とする場合は、ひきこもり地域支援センターや生活困窮者自立支援協議会、生活保護窓口などに紹介してくれます。彼らは、あなたが公的支援機関に相談する際のサポートもしてくれます。では、具体的にどんな窓口があるのか見てみましょう。

 フードバンク


フードバンクとは、食品のロスを減らすとともに、食料の不足に悩む人たちに食品を提供する活動を行う団体のことです。フードバンクは、食品メーカーや小売店などから余剰食品や賞味期限が近い食品などを寄付してもらい、それらを無料で配布したり、低価格で販売したりします。フードバンクは、生活困窮者やひきこもりの人たちだけでなく、災害やコロナ禍などで困窮した人たちにも食品支援を行っています。

フードバンクは、全国各地にあります。フードバンクによっては、ボランティアや寄付金の募集を行っています。また、フードバンクによっては、食品の配布方法や受け取り条件が異なる場合があります。フードバンクの利用や支援に関心がある場合は、最寄りのフードバンクに問い合わせてみてください。

社会福祉協議会


社会福祉協議会とは、民間の社会福祉活動を推進することを目的とした営利を目的としない民間組織です。社会福祉協議会は、全国の都道府県や市区町村に設置されています。社会福祉協議会では、地域に暮らす人たちや社会福祉関係者が参加し、地域の福祉の向上に向けてさまざまな活動を行っています。

社会福祉協議会では、以下のような活動内容に対応してくれます。

- 福祉サービスや相談活動の提供
- ボランティアや市民活動の支援
- 共同募金運動への協力
- 福祉制度や予算等への要望
- 福祉人材の養成や研修
- 災害時の支援

社会福祉協議会は、電話やメールなどで問い合わせることができます。また、必要であれば自宅訪問や面談も行ってくれます。社会福祉協議会は無料で利用できますし、プライバシーも守ってくれます。あなたが困っていることや不安に思っていることを、遠慮なく相談してみてください。
 

 

参考記事 外部リンク(新しいウィンドウが開きます)

(1) ひきこもり支援推進事業 |厚生労働省 - mhlw.go.jp. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisnullkunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/hikikomori/index.html
(2) ひきこもり支援に携わる方のためのヒント集|厚生労働省. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/hikikomori/index_00005.html
(3) 全国の相談窓口はこちら|ひきこもりVOICE STATION - mhlw.go.jp. https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/support/

(4) 社会福祉協議会

https://www.shakyo.or.jp/index.html

  (5) フードバンク - Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF

 

(6) 全国フードバンク推進協議会 加盟フードバンク団体一覧
https://www.fb-kyougikai.net/groups

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2023/06/19

ひきこもりの孤立感を和らげる方法

 
焚き火

 

ひきこもりの人は、社会に居場所がないと感じたり、寂しさや孤独感を感じたりします。しかし、社会的な孤立感は、心身の健康に悪影響を及ぼすだけでなく、ひきこもりの状態を長期化させる原因にもなります。

そこで、今回は社会的な孤立感を和らげるために本人ができること、援助を求める時にどういったことを期待してもいいかなどを紹介します。


どれも大変だと思います。私もそうです。でも、出来ることや目的をまとめてみます。

## 本人ができること

社会的な孤立感を和らげるために本人ができることは、以下の4つです。

- 小さな一歩から始める

- オンラインで交流する

- 趣味や興味を見つける

- ペットや植物と触れ合う


### 小さな一歩から始める

小さな一歩から始めるというのは、外出することや人と話すことに慣れていくための方法です。例えば、家の近くのコンビニや公園に行ってみたり、家族や友達に電話したりメールしたりしましょう。そうすると、自分のできる範囲が広がっていきますし、自信がつきます。

以下は、小さな一歩から始めた人の体験談です。

> 私は最初は家から一歩も出られませんでしたが、毎日少しずつ散歩するようにしてみました。すると、自然や動物に癒されたり、近所の人と挨拶したりすることが楽しくなってきました。(40代 男性 東京 ひきこもり歴約6年)

### オンラインで交流する


オンラインで交流するというのは、インターネットを利用して人と繋がるための方法です。例えば、SNSやチャット、ブログなどで自分の思いや趣味を発信したり、他の人の投稿にコメントしたりしましょう。そうすると、同じ境遇や趣向の人と知り合ったり、共感や励ましを得たりできます。

以下は、オンラインで交流した人の体験談です。

> 私はTwitterやブログで自分の日常や考えを書くようにしてみました。すると、同じひきこもりの人や似たような悩みを持つ人からリプライやメッセージが来て、話が盛り上がったり励まされたりしました。(30代 女性 京都 ひきこもり歴約6年)

### 趣味や興味を見つける

趣味や興味を見つけるというのは、自分の時間を充実させるための方法です。例えば、読書や映画鑑賞、ゲームや手芸など、自分が楽しめることを探してみましょう。そうすると、自分の好奇心や創造力が刺激されますし、気分転換にもなります。

以下は、趣味や興味を見つけた人の体験談です。

> 私は本が好きなので、図書館やネットで色々な本を借りて読むようにしてみました。すると、本の世界に没頭したり、新しい知識や感動を得たりすることができました。(30代 女性 京都 ひきこもり歴約6年)

### ペットや植物と触れ合う

ペットや植物と触れ合うというのは、生き物との絆を感じるための方法です。例えば、犬や猫などのペットを飼ったり、花や野菜などの植物を育てたりしましょう。そうすると、ペットや植物から癒しや愛情を受けられますし、責任感や目的意識も持てます。

以下は、ペットや植物と触れ合った人の体験談です。

> 私は猫を飼っていますが、猫と遊んだり撫でたりすると、心が落ち着いたり嬉しくなったりします。また、猫の世話をすることで、自分にも必要とされていると感じます。(30代 女性 京都 ひきこもり歴約6年)

## 援助を求めること


援助を求める時にどういったことを期待してもいいかは、以下の4つです。

- 専門的な支援機関に相談する

- 家族や友達に協力を求める

- 自分のニーズや目標を伝える

- 支援者との信頼関係を築く


### 専門的な支援機関に相談する

専門的な支援機関に相談するというのは、適切な支援を受けるための方法です。例えば、ひきこもり地域支援センターや医療機関などに相談しましょう。そうすると、自分の状況や問題に応じた支援プランやアドバイスを得られます。

以下は、専門的な支援機関に相談した人の体験談です。

> 私はひきこもり地域支援センターに相談してみました。すると、カウンセラーが親身に話を聞いてくれたり、自分に合った活動や就労支援を紹介してくれたりしました。(30代 女性 埼玉 ひきこもり歴2年)

### 家族や友達に協力を求める

家族や友達に協力を求めるというのは、身近な人との関係を改善するための方法です。例えば、家事や買い物などの手伝いをお願いしたり、話を聞いてもらったりしまししょう。そうすると、家族や友達とのコミュニケーションが増えますし、支え合えます。

以下は、家族や友達に協力を求めた人の体験談です。

私は母に買い物に付き合ってもらったり、友達に電話で話したりしてみました。すると、母や友達は私の気持ちを理解してくれたり、励ましてくれたりしました。(30代 女性 埼玉 ひきこもり歴2年)

自分のニーズや目標を伝える

自分のニーズや目標を伝えるというのは、自分に合った支援を受けるための方法です。例えば、自分が何に困っているか、何がしたいか、どこまでできるかなどを支援者に伝えましょう。そうすると、支援者は自分の状況や希望を理解してくれますし、一緒に解決策を考えてくれます。

以下は、自分のニーズや目標を伝えた人の体験談です。

私は支援者に、自分は人と話すのが苦手だけど、将来は働きたいということを伝えました。すると、支援者は私に合わせて話し方やペースを調整してくれたり、自分の能力や興味に応じた職業を紹介してくれたりしました。(30代 女性 埼玉 ひきこもり歴2年)

支援者との信頼関係を築く

支援者との信頼関係を築くというのは、支援を継続するための方法です。例えば、支援者に感謝や尊敬を示したり、正直に自分の気持ちや考えを話したりしましょう。そうすると、支援者は自分に対して親身になってくれますし、安心して任せられます。

以下は、支援者との信頼関係を築いた人の体験談です。

私は支援者に、自分がどう思っているかやどう感じているかを素直に話すようにしました。すると、支援者は私の話を真剣に聞いてくれたり、アドバイスや意見をくれたりしました。(30代 女性 埼玉 ひきこもり歴2年)

まとめ

社会的な孤立感は、ひきこもりから抜け出すための障害にもなります。しかし、本人ができることや援助を求めることがあれば、孤立感は和らげられます。自分に合った方法を見つけて、少しずつでも前進していきましょう。


この記事は参考になりましたか?ご意見やご感想をお聞かせください😊

出典:外部リンク(新しいウィンドウが開きます)
 

: ひきこもりクライシス “100万人”のサバイバル|NHK NEWS WEB https://www3.nhk.or.jp/news/special/hikikomori/voices.html : 引きこもり生活で陥る9つの末路|自立するための方法も紹介 https://www.jaic-college.jp/useful/u-50026/ : 【体験談】大学卒業後5年間の引きこもりから社会復帰した話 … https://hsp-yuruyuru.com/into-society/


参考記事 15年以上ひきこもりが保健所の支援を利用した感想【専門相談・居場所・家族教室】
https://hiki-di-fi-employment.blogspot.com/2021/07/hiki-hokenjo.html

 

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2023/06/18

会話を断る方法:相手にも自分にもリスペクトを示すコツ

ひきこもりの少女


会話は人と人とのコミュニケーションの基本ですが、時には自分に合わない話題に出くわすことがあります。そんなとき、どうやって会話を断ることができるでしょうか?会話を断ることは失礼なことではないでしょうか?会話を断る方法にはどんなものがあるでしょうか?


今回は、会話に苦手意識を持つ人に向けて、会話を断る方法について考えてみたいと思います。

## 会話に苦手意識を持つ人の悩み

会話に苦手意識を持つ人は、得意ではない話題を打ち切ることができないで苦労した経験があるかもしれません。


例えば、相手が政治や宗教などのデリケートな話題を持ち出してきたとき、自分は違う意見だと思っても言い出せなかったり、逆に自分の意見を言ってしまって相手との関係が悪くなったりしたことはありませんか?

そんなとき、「あなたの意見は尊重しますがわたしは違う意見ですし、この話はもうしたくありません」という言葉は最終的な言葉ですね。それよりも、柔らかくて相手にも配慮している言い方ができれば良いのですが、どうすればいいのでしょうか?

## 会話を断る方法の基本公式

会話を断る方法には様々なものがありますが、基本的には以下の3つのポイントを押さえておくと良いでしょう。

1. 相手の気持ちや立場を認める

2. 自分の気持ちや理由を伝える

3. 他の話題に変える


これらのポイントを使って具体的な言い方を考えてみましょう。例えば、相手が政治や宗教などのデリケートな話題を持ち出してきたとき、以下のように言えます。

「あなたの意見は分かりますがわたしは違う考え方をしています。この話題はあまり得意ではないので、他の話題に変えてもらえませんか?」

この言い方では、以下のように3つのポイントを使っています。

1. 「あなたの意見は分かります」という言葉で相手の気持ちや立場を認める
2. 「わたしは違う考え方をしています」「この話題はあまり得意ではない」という言葉で自分の気持ちや理由を伝える
3. 「他の話題に変えてもらえませんか?」という言葉で他の話題に変える

このように言えば、相手も自分もリスペクトを示すことができますし、無理やり話を続ける必要もありません。

## ビジネスシーンでの断り方


ビジネスシーンでは、相手が上司や取引先などの立場が高い場合もあります。その場合は、より丁寧に断る必要があります。
例えば、相手が仕事の話題を持ち出してきたとき、以下のように言えます。

「お仕事の話題は大変興味深く拝聴しておりますが、今日はプライベートな時間を楽しみたいと思っております。もしよろしければ、別の機会にお聞かせいただけませんでしょうか?」

この言い方では、以下のように3つのポイントを使っています。

1. 「お仕事の話題は大変興味深く拝聴しております」という言葉で相手の気持ちや立場を認める
2. 「今日はプライベートな時間を楽しみたいと思っております」という言葉で自分の気持ちや理由を伝える
3. 「別の機会にお聞かせいただけませんでしょうか?」という言葉で他の話題に変える

このように言えば、相手も自分もリスペクトを示すことができますし、無理やり話を続ける必要もありません。

 

## まとめ:会話を断ることは相手に失礼ではない

会話を断る方法について考えてみました。会話を断ることは相手に失礼なことではありません。自分の気持ちや理由を正直に伝えることで、相手にも自分にも対等な関係を築くことを表現することになると思います。相手の感情を傷つけないように丁寧に伝えることが大切です。会話を断る方法は一つではありません。
 

でも、どうしても話したくない場合は、「あなたの意見は尊重しますがわたしは違う意見ですし、この話題はやめませんか?」という言葉でも構わないと思います。穏当なほうがいいですが恐れすぎると伝えられないこともあります。 このオプションは最終手段ですが、自分の気持ちや理由を伝えることは大切です。ただし、このオプションを選ぶ場合は、あなた個人の責任において嫌われるリスクを負います。相手に不快感や敵意を与える可能性があります。それでも自分の立場や境界を守ることが必要なこともあると思いますし、それも一つの方法だと思います。

 

あとがき
会話を断ることについて、もっと深く考えたいことがあります。温度差があり反応しにくい話題をする人はなにかしら話題の裏に切実な思いがあるかもしれないです。話題以上にその人にとって思いが込められている可能性ですね。 そういうときなんとなく、相手もぎこちなく言い苦しそうな表情をしていることを読み取ります。 機会があればいつかそのことを少し書きたいと思います。
 

 この記事があなたの会話スキルの向上に役立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。 


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📄 長期ひきこもり状態における社会的適応の考察:ペルソナの喪失と加齢による適応

 序章:ペルソナの喪失と活動の停滞 長期間にわたり社会から離脱した状態にある人々は、精神的な混乱が沈静化した後も、外出を避ける行動が継続することが少なくない。これは、明確な病理やトラウマによるものではなく、社会という場に立つために必要な**「演じるべき役割(ペルソナ)」を失ったこ...